経絡治療の目的

「経絡治療と更年期障害はどう関連してるんですか?」

先日、問い合わせがありました。

東洋医学で健康な身体のしくみを考えると、

気(き)、血(けつ)、津液(しんえき)が正常に

はたらいている状態といえます。

更年期障害に関わらず様々な病は、この

気・血・津液のバランスが崩れていると考えます。

気・・・・・生命活動のエネルギーといわれ、巡りがよいと

気が落ち着き、イライラせず、元気・やる気・勇気の源となります。

血・・・・・全身を栄養します。巡りがよいと、血行がよくなり、貧血や冷え

を改善します。

津液・・・全身を潤します。リンパ液、体液、汗、粘膜、関節などの潤滑を促します。

水巡りがよいと、むくみ、めまい、頭痛、身体のだるさが改善します。

経絡治療は、そんな気・血(津液を含みます)を調整するので、結果的に

様々な症状が改善されます。